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瀬島龍三 日本の証言―新・平成日本のよふけスペシャルレビュー
瀬島龍三 日本の証言―新・平成日本のよふけスペシャルについては、なかなかネットでもうわさを聞かなかったのですが、なんとなく良さそうな印象を受けていました。
雑誌の特集か何かで見かけたと思うのですが、タイトル忘れてしまいました^^;
先ほどそれとなく覗いて見てみるとやっと瀬島龍三 日本の証言―新・平成日本のよふけスペシャルについてのレビューが付いていました。
早速確認するとレビューには、
文庫化を希望する
瀬島批判をされる論客もいますが、私はこの人を支持します。大本営参謀として日本のために当時の陸軍の中枢にいて、できることを全力でやってきた、それを「本分を守る」と自身は表現していますが、まさにそれだけのことだと思います。瀬島氏より志も能力も劣る後世の批判者が、氏の当時の仕事に注文をつける資格などありはしない。
心に残ったエピソードは、アッツ島玉砕のくだりです。日本兵2千5百が最後の通信後、無線機を破壊して米軍1万2千に突撃し、全滅。天皇は「アッツ島部隊はよく戦った」と、人も通信機器もない島に向けて電報を打てとおっしゃった。母親は死んだ我が子の名を呼び続ける、陛下はそのような気持ちなのだと分かり、瀬島氏は涙が止まらなかったそうです。
大東亜戦争に関しては、ギリギリまで戦争回避を目指していたが、石油の輸入ができなくされてしまい、勝算が無くても戦争を始めざるを得ない状況に追い込まれた、従って侵略戦争でなく窮鼠猫を噛む戦争であったこと。
また、戦後の東京裁判は戦勝国の報復裁判であったこと。
こうした内容について、テレビ番組の語りを活字に起こした書物であって、平易であり、非常に分かりやすい。戦争を礼賛し、正当化するものではないが、先人達は命がけで国を守ろうとした。そうした歴史は、右も左も真摯に、かつシンプルに受け止めるべきだと思う。
是非文庫化して、多くの若い世代に読まれるべきである。
日本の近代史、外交問題の本質がわかる
本のタイトルになっているテレビ番組に瀬島龍三氏がゲスト出演した回をまとめたもの。
瀬島氏は、陸軍参謀~シベリア抑留~伊藤忠商事の中興~行政改革(土光臨調)への参画と、数奇な人生を送り、山崎豊子の小説「不毛地帯」のモデルにもなっている。
この「不毛地帯」を読んでから瀬島氏に関心を持ち、氏に関する種々の本を読んだが、この本が最もコンパクトに氏の想いや考えがまとまっており、かつインタビュー形式で読みやすくお勧めである。2時間程度で読めるボリュームもいい。
日本の近代史や外交問題の本質を、生き様を通じてわかりやすく解説しており、特に(私もそうだが)戦争を知らない世代は一読の価値があると思う。
日本人の本分を大切に
このテレビ番組は、我々日本人の歴史の遺産とも言うべき内容だったので、本になって出版されるのを待ってました。
歴史観はそれぞれ自由な考え方がありますが、瀬島さんの言う、「日本人という”本分”を意識しながら、人生を一生懸命生きて欲しい」という言葉は、心に残ります。
先の大戦の呼称は、自分の国が政府決定した名称を使いますか、それとも外国の政府が使った呼び方を使いますか。日本人ならどちらを選びますか。そんな事を考えながら、多くの方に目を通して欲しい一冊です。
と、あるので買い換えるにはお手ごろだなと思いました。
たまには、レビュー見ずに自分で試したいのですが、安月給ではそうも行きません^^;
瀬島龍三 日本の証言―新・平成日本のよふけスペシャル
瀬島 龍三
定価: ¥ 1,400
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おすすめ度: 
発売日: 2003-02
発売元: フジテレビ出版
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